WBC初戦勝利の一夜が明け、柔道家なら一度は訪れたい場所。
その名は講道館に行きました。
神前と嘉納治五郎先生に「礼」する稽古の日々を思い出すとともに
5月から子供の稽古に併せて私も胴着を着ようと決めました。
さぁ、変わって建築探訪。
水道橋から神保町を越え、一ツ橋までウォーキング。
そして目の前に現れたのがこの建築。パレスサイドビルです。
二つのシリンダーとそれを繋ぐ平面構成で、エントランスは傘を広げたようなスティールの屋根。
ファサードにはカーテンウォールに付随した日除けルーバーと じょうご と樋のディテールにうなる!
軽やかな架けられたボールト屋根と風除室の入れ子が相貫体として輝いており
階段に散りばめられた意匠にこれまたうなる!
階段壁にも凝った意匠とサインが実におもしろく
エレベーターホールはまさに近未来的 @自立する押しボタンがカッコいい!!!
屋上へ。
エレベーターと階段の縦導線がレイアウトされた円筒形のシリンダーは
ファサードからも明確な縦導線の幾何学的意匠美といえる。
屋上から望む皇居が神々しく、そういえばこのパレスサイドビル。
皇居の横に建つ建物だからパレス・サイド・ビルディングだったと思い出したwww
さぁ、下りは階段で。
普段使用しない、いわゆる避難階段的な階段も凝ったディテール。
そして、パレスサイドビルの横に建つユニークな建物に笑顔になった
そんな交番建築。
決して手を抜かない建築への情熱と人を笑顔にする建築。
建築の奥深さと建築家の姿勢に感動したひととき。