2019年度のノーベル賞が発表されました。
時は1949年。
第二次世界大戦後の日本は焦土化した国土。
原爆投下から4年。
未だ戦後占領期であった日本に、湯川秀樹が日本人初受賞であった。
敗戦・占領下で自信を失っていた日本国民にとって大きな力を与えました。
時は流れ70年。
今年のノーベル賞。日本人受章となるか発表に一喜一憂です。
変わって「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞。
今年は日本建築界の最大の重鎮であり巨匠の磯崎新氏が受賞しました。
戦後日本に於ける最大の輸出は建築家であると考えます。
半世紀以上渡り、建築界に多大なインパクトを与え、そして建築家を育て世に送り出してきた功績。
常に新しいことに挑戦し、オープンマインドであり続けるその姿勢。
日本人建築家として8人目の受賞ですが、皆が長く待ちわびていたこの受賞に心から感動を覚えました。
常にイノベーティブとしてあり続けることの重要性。
建築家それぞれ個人として。組織として、集団として。
また、建設材料や業界メーカーも新しいことにチャレンジしています。
照明器具メーカーの新商品発表会に参加してきました。
MOTOR DRIVEN SPOT LIGHTとして称されたICT・IOT技術で繋がる照明器具。
事前にプログラミングされた照明器具が動き、そして照度をコントロールしています。
太陽光発電2019年問題がきっかけとなり開発された蓄電池。
これをどのように読み解くか。
リテラシーが発揮されるであろう。
T.Imamura