旅は非日常であるがこそ、自身を成長させるものである @私の格言なのだ
支点、力点、作用点というテコの原理。
支点がわたくし。
力点が運動エネルギー。 @いわゆるアクション
作用点が他者。
他者との関係性からもたらされることによる自身へのエネルギー変換であり
そこに自身のフィロソフィーと掛け合わせて生まれた活力。
建築と対峙するときも、人生として生き抜くときも、万感に至る境地である。
友人と巡る秋田の旅もそろそろ終盤。
秋田ノーザンゲートスクエア。


秋田杉を用いた複合トラス梁の構成によるダイナミックな空間。
大空間で特に気になるポイントとして照明があるのですが
この建築では整然と整列した照明器具と天井とのリレーションシップが実に秀逸。


ファサードから見えるスリットからは中の様子がダイレクトに伺える。

観覧ベンチの配列とバスケットコートに描かれたグラフィックが実にユニークである。


ここから、レンタカーを借りて長旅へ。
と、そのまえにご当地名物?のババヘラアイス。


車を走らせること約2時間。
建築家 坂茂 設計の田沢湖駅。

ラウンドした駅舎は暖かな光に包み込まれ、緩やかに外部と内部が繋がる空間、

2階への大階段を上がるとそこには全方位へ開かれたピクチャーウインドウ。


1997年に建てられたこの建築。
木のエイジングが鉄骨と融合し、今も洗練したスペースが生まれます。

そこから田沢湖で小休止。@ウエディング写真の撮影中

そして、最終の目的地である秋田県の秘湯
その名も 乳頭温泉 へ。


とにかくどこを見ても癒される哀愁の空間であり
施設配置図ならぬ手書きの入浴案内図が愛くるしい☆

混浴露天風呂を求めて片道約2時間半の旅でしたが
すっかり裏切られた男だけの混浴風呂を満喫。

流水で冷やした地ビールを飲んで身も心もリセット。

と、その3まで続いた秋田市の旅ですが
食も、観光も、そして建築もすべてが充実し、楽しかった時間でした。
みなさま、ぜひ秋田へ☆






















