秋田市建築探訪@その3

旅は非日常であるがこそ、自身を成長させるものである @私の格言なのだ

 

支点、力点、作用点というテコの原理。

 

支点がわたくし。

力点が運動エネルギー。 @いわゆるアクション

作用点が他者。

 

 

他者との関係性からもたらされることによる自身へのエネルギー変換であり

そこに自身のフィロソフィーと掛け合わせて生まれた活力。

 

建築と対峙するときも、人生として生き抜くときも、万感に至る境地である。

 

 

友人と巡る秋田の旅もそろそろ終盤。

 

秋田ノーザンゲートスクエア。

 

秋田杉を用いた複合トラス梁の構成によるダイナミックな空間。

 

大空間で特に気になるポイントとして照明があるのですが

この建築では整然と整列した照明器具と天井とのリレーションシップが実に秀逸。

ファサードから見えるスリットからは中の様子がダイレクトに伺える。

 

観覧ベンチの配列とバスケットコートに描かれたグラフィックが実にユニークである。

 

 

ここから、レンタカーを借りて長旅へ。

と、そのまえにご当地名物?のババヘラアイス。

 

 

車を走らせること約2時間。

建築家 坂茂 設計の田沢湖駅。

 

ラウンドした駅舎は暖かな光に包み込まれ、緩やかに外部と内部が繋がる空間、

 

2階への大階段を上がるとそこには全方位へ開かれたピクチャーウインドウ。

 

1997年に建てられたこの建築。

木のエイジングが鉄骨と融合し、今も洗練したスペースが生まれます。

 

そこから田沢湖で小休止。@ウエディング写真の撮影中

 

そして、最終の目的地である秋田県の秘湯

その名も 乳頭温泉 へ。

 

 

とにかくどこを見ても癒される哀愁の空間であり

施設配置図ならぬ手書きの入浴案内図が愛くるしい☆

 

混浴露天風呂を求めて片道約2時間半の旅でしたが

すっかり裏切られた男だけの混浴風呂を満喫。

 

 

流水で冷やした地ビールを飲んで身も心もリセット。

 

 

と、その3まで続いた秋田市の旅ですが

食も、観光も、そして建築もすべてが充実し、楽しかった時間でした。

 

みなさま、ぜひ秋田へ☆

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