これぞ秋晴れのような雲一つないアオゾラに
40代オジサン2人でテクテクとアルキテクチャー。
次は あきた芸術劇場ミルハス です。@設計:佐藤総合計画
積層のフラットスラブとカーテンウォールとの構成でエッジの効いたファサードです。
色づき始めた街路樹と手前の蓮池との調和。
エントランスホールからV字で伸びるエスカレーターと木質空間。
フロアを支える力強い柱もV型。
トップライトから降り注ぐ光がフロアの隙間から柔らかく照らす空間が
暖かくホワイエを包み込む。現代建築の優雅さを感じました。
変わって、秋田市立中央図書館明徳館@設計:谷口吉生
これぞモダニズム建築といったグリッドとシンメトリーのファサード。
建物の陰影と周囲の緑と融合したデザインです。
谷口吉生の建築ですが、磯崎新のような建築美を感じる基壇形式を取る階段構成。
書架と閲覧コーナーを相関したパッサージュのようなアトリウム空間はとても心地よい。
その先に所在する側面採光のエントランスと階段が、私好みでずっと見ていられる時間でした。
最後に平面計画。
最近の建築はグラフィックに重きを置いていて、だからこそ洗練された意匠美へと繋がるのですが
この時代(1980年代)のグラフィック、カッコいい☆
その3へ続く…。