start☆

ひょんなキッカケで。

ひょんなキッカケで3時間のウォーキングとなった日曜日の巻。

 

 

次女の誕生日。
プレゼント、何が欲しい? と聞けば「自転車が欲しい」という。

分かるよ。
分かるよ~。実に。

 

小学校6年生にもなれば自転車って自由の翼だものね。

 

 

お気に召す自転車は6万円。
彼女の思いは分かるけれど、父親の気持ちもわかってほしい。

 

すると表情を読み取ったのか。はたまた新天地(別店舗)への望みを託したのか
「別のお店に行ってみよう」と言う。

 

自転車を物色すること4軒ハシゴしてホームセンターで購入。

 

 

車に積めないから「急ぎませんから配達してもらえますか?」と聞けば
「軽トラ貸しますのでご自分で」と言われ
そんな、車をここに置いて家まで持っていって、またホームセンターまで車を返しに行って そしてまた家に帰る、、、なんてそんな時間の無駄なことはしたくない。

 

では、どうすればよいか。

 

妻に車で帰ってもらって、娘は自転車で。
そして私はひたすらに歩くという行為。

時刻は13時30分。
秋晴れの空。

1人先行く娘がどんどん見えなくなり、ずっと駆け足で追いかけて小休憩。

 

ドヤ顔をする娘と関門海峡。

 

 

また先を行く娘。
見えなくなった娘。

まぁ良い。
目の前に唐戸の亀山神社。

ん。。
まだボールがはまっている。

 

 

 

戻ってきた娘。
目の前に阿弥陀寺の赤間神宮。

「入ったことないんだけど」と言う娘。
えっ。マジ。。

佇む娘。

 

 

またまた先を行く娘。
今度は手を伸ばせば届くそのなんとも微妙な距離感で。。

関門橋の下に鎮座する立石稲荷大明神。

「入ったことないんだけど」とデジャブのように言う娘。
石段を下りるときには膝がガクガク。。

 

 

今度は立ち漕ぎで「あっ」という間に見えなくなり
ポツポツとアスファルトに響く足音を踏みしめて追いかける。

 

すると海を見ながら立ちすくむ娘。

どうした? と聞けば「こんな大きなサボテン、初めて見たよ」という言う。
見下ろせば国道の傍に自生したプルプルたわわなサボテンがある

メキシコならきっと焼いて食べてるぞ。と語りかけると
「ここは日本ですから」と一蹴される。

 

見の前に広がる壇之浦古戦場。

兵どもが夢のあと。。。

時刻は15時30分。

 

ここからまだ1時間。

 

 

令和2年。スタートです☆

 

T.Imamura

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