秋田市建築探訪@その1

少し時計を巻き戻して。

秋田市を訪れました。

 

2度目の秋田県。

1度目は家族旅行で本場のなまはげを体験するべく、大みそかに男鹿半島へ。

 

今回は秋田市の建築散策です。

 

 

まずは敬愛してやまない建築家 安藤忠雄 の建築である秋田県立美術館です。

 

この美術館。

4方を道路に囲まれているため、どの面もチカラ強いファサードである。

通常、予算の関係上もあり普段人目に付く外観以外はどうしても質素になりがちであるが

ふと、思い返してみれば安藤建築はどの建築も裏側は手を抜いてないなぁと

その姿勢はやはり孤高の建築家だと感じる。

 

 

ぐるりと廻って正面。いや、エントランス。

マッシブなヴォリュームにブルーのトライアングルのグラフィック。

 

中に足を踏み入ればそこから見上げるトライアングルの光天井。

 

床のタイルと受付カウンターも同一意匠美でありながら浮遊する階段に心を奪われる。

 

 

2階から見下ろすとこのような階段形状である。

 

私が安藤建築の一番好きなポイントである軸線。

ランドスケープから繋がる軸線と、内部から生み出される軸線。

 

2階のカフェ&ライブラリースペース。

 

残念ながらメンテナンスの影響で庇屋根の水盤に水が張られていなかったのだが

庇でと水盤で切り取られた外部環境が水面に映りこむ姿をぜひ見たかった…。

 

 

終わりに。

とにかくカッコいい銘板(定礎板)。

 

 

その2へと続く…。

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