信号待ち。前にオバちゃんが乗る原付バイクが1台。
青に変わるがなぜか進まなく、俯いてるようで気付いていない様子。
「プッ」と優しく、かなりやさしめのクラクションを鳴らすも気付かない。
次は「ププッ」と少し強めのクラクション。
されど俯いた様子のまま気付かないオバちゃん。
何だかな~。
少しイライラしてきた最後は「プーーー」っとフォルテシモで鳴らす。
それでもバイクは進みません。
頭にキタと廻りを眺めると左側車線の車は流れる。
私が停まっているのは右折レーン。
片側4車線のその道路は左2車線は直進で、右2車線が右折。
間違って右折レーンで停まっていたのである。
「す、すみませんでした~」と謝りたい。
後ろはハザードランプでサンキューの合図が出来る。
何ならブレーキランプで「あいしてる」のサインもできちゃったりする。
けれども前はできない。。。
仕方なく窓を開けて「すませ~ん」と言うけれど、原付バイクのオバちゃんは下を向いたまま。
今度は大声で「すみませんでしたー!」と叫んでみるが、様子は変わらず。
クラクションを鳴らすわ、大声で叫ぶわ。交差点周辺はざわざわしている。
「すみません」が怒鳴り声に聞こえたであろうそのバイクは
青信号とともに、ものすごいスピードで消えていったのであった。
そんな柳家緑太の落語のまくら、である。
車の前方への謝りかた。
トゥクトゥクだったらできる。
トゥクトゥクだったらできる。
福岡市中央区を歩いて見つけたトゥクトゥクには落語の世界観がありました☆
@t.imamura