「自分」株式会社。
日々、楽しみにしている大機小機にあった一節。
カナダ・ヨーク大学のモシェ・ミレブスキー教授が
「人生100年時代の資産管理術」という本で表した言葉である。
一人ひとりが「自分」株式会社の最高経営責任者(CEO)兼最高財務責任者(CFO)としてその企業価値を最大化していきなさい…。
新年度となった4月から始まる就職。
文字通り「親」会社から独立し、結婚を機に「合併」。
節目のライフイベントでは、配偶者や子供らの様々な利害関係者も「役員会」での発言を求めてくる。
どう采配するかはCEO兼CFOの腕次第、、、というわけだ。
「自分」株式会社に込められた意味は、生涯にわたる長期の視野を持ち
経済的に自律(自立にも通じる)して生きることの大切さと言えよう。
今、自分を取り巻く環境や価値観。
新型コロナウィルスの難局で働き方を不可逆的に変えざるを得ない世界観。
巣ごもりする今だかこそ。じっと嵐が過ぎ去ることをただ待つのではく
「自分」株式会社の資産を増やすために、自分という人的資本に投資を続けながらリスクをコントロールして最良のCEO兼CFOを目指そう。
春はもうそこにある。
@t.imamura